倉持は元々洋服が好きで、ある日 目白店に恋をし、意を決して入ってきましたので、少し慣れてきたら段々と本領を発揮してきました。
私が積極的に何でもやってみる派なので、ドンと背中を押し、少しずつ様々なことに挑戦する機会を作っていきました。猪突猛進なところがあり、テンションだけで?一生懸命ついてきてくれています。そんな姿を見ていて、彼女をHA NA REの店長にしてはどうかと思い始め、オニ上司に相談していました。
ただ問題は、彼女の好みは色がたくさん入っている華やかなデザインということ。
モノトーンのHA NA REでは、彼女自身が楽しめないのではないかと想像していました。
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仕事とはいえ、自分が楽しめないのに、他人を楽しませることなどできません。
HA NA REの決められたコンセプトの中で、モノトーンを楽しんで下さるお客様を増やしていきたい、色でなく形で遊ぶ洋服を企画・販売していきたいという考えを理解し、共感できる人が店長として必要でした。
その想いをしっかりと言葉にして伝えてみると、彼女からは「一緒にやっていきたい」とすぐに返答がありました。でもまだ心配です。始めてみたらやっぱり…ではお互いに楽しくありません。
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何となくのテンションだけで返事をしなかったか、軽い気持ちで考えていないかが心配になり、再度活字にしてメールで、自分の好みとは別の軸で頑張っていく覚悟があるかを念を押し、気持ちの良い返事をもらいました。
私もHA NA REを任された以上、責任があります。初めてゼロから携わり、内装や商品にもこだわり、私にとって ものすごく思い入れのある店舗なのです。